「夏越の祓え(なつごえのはらえ)」。一年の半分の厄落としの日。鎌倉の各神社に「茅の輪(ちのわ)」が設置されます。鎌倉宮にももう設置されています。(2024年6月16日現在)青々としているこの時期に八の字にくぐり、穢れ(けがれ)を落としてみてはいかがでしょうか?
茅の輪からちらりと見えるのは、村上義光の像。村上義光公は護良親王の忠臣。護良親王が別れの酒宴をしていたところ、16本の矢が刺さった村上義光が飛び込んできて、「自分が身代わりとなる。」と護良親王を逃します。「我こそは護良親王だ。腹を切る時の見本とせよ。」と敵陣の前で切腹。そのため護良親王は落ちのびることができました。「撫で身代わり」として多くの人に撫でられ、身代わりになって治してくれると信じられています。
「厄割り石」小さなお皿に息を吹きかけ、石というか岩に向かって投げるだけ。しっかり割れるまで頑張って投げ続けてみてください。
マイナスイオンたっぷり。森林浴を楽しむのには絶好の場所。
手水舎。今日は獅子頭が1つのみ。残念。皆休憩しているのかな?なので、絵馬の中の獅子頭と無料休憩所に展示している獅子頭を撮影することに。手水舎横にちょこんと鎮座しているのは亀の「亀若丸」。亀を撫でで、前に設置していあるケースから折り鶴を持って帰ると鶴亀のご利益で健康成就。
平成の頭まで境内で飼われていた神鹿。こちらもパチリ。
鎌倉宮ならではの赤と白の鳥居が青空に映えます。
永福寺へと向かう横の道は、鎌倉らしいお屋敷がありました。とても良い散歩コースです。
次回は薪能を紹介したいと思います。
- 住 所 神奈川県鎌倉市二階堂154
- アクセス JR鎌倉駅から京急バス「鎌倉宮行き」終点下車 目の前 鎌倉駅より徒歩25分
- 営業時間 電話受付:午前9時から午後4時半まで
- WEB https://www.kamakuraguu.jp/